枯れそうな時、葉が落ちる時の対策
エバーフレッシュの葉が黄色くなって乾燥したり、葉が落ちたりと、元気がなく枯れそうになっているときの原因と対策方法をご紹介します。調子が悪いときには、無理に肥料や水を増やしたりせず、調子が悪い原因を取り除いてあげることが大事です。
ありがちな原因
- (1) 環境・気温が合っていない(暗い、暑すぎる等)。
- (2) 水不足で乾燥している。
- (3) 冬なのに夏と同じ世話をしている。
- (4) 水はけが悪い・根ぐされしている。
- (5) 数年も植え替えをしていない。
環境・気温が合っていない(暗い、暑すぎる等)
エバーフレッシュが枯れそうな時に一番よくある原因がこれです。
以下のような環境においていませんか?このような環境では枯れてしまうことがあります
- 一日の温度差の激しい部屋(西日の強すぎる部屋など)
- 強すぎる直射日光の当たる窓際。→葉が焼けることも
- 暗すぎる部屋。耐陰性があるとはいえ、暗すぎる部屋においておくと、弱ってしまいます。枯れないまでも緑が艶やかでなくなります。
当サイトの管理人は、西日の強すぎる部屋で、枯らしそうになりました。ベランダに出したところ、室内と日あたりは同じですが、風通りがよいのか、すぐに回復しました。室内で暑すぎる部屋に弱いようです。
環境へのなじませ方は、「買ってきたらすること」のページと「置く場所と気温」ページを見てくださいね。
水不足
春から夏の終わりまでは成長期で、水をたっぷり与える必要があります。水不足になると、エバーフレッシュは昼間でも葉を開かなくなります。さらに、ほったらかしにしておくと葉が落ちてしまいます。また、暖房やエアコンが直接当たっていると、葉からの蒸発が多く、乾燥してしまう場合もあります。
対策:すぐに、たっぷり水を与えましょう。弱っているときに肥料は厳禁です。
冬なのに夏と同じ世話をしている
冬の時期は、エバーフレッシュは成長が止まります。この時期には水を与えすぎてはいけません。
根ぐされを起こしてしまう場合があります。肥料もダメです。
詳細は、「(1) 置く場所・気温」、「(2) 水やり・肥料」をご覧ください。
水はけが悪い・根ぐされしている。
プランターの受け皿に水が溜まったままにしていませんか?水を残しておくと根ぐされの原因になります。
水はたっぷり与える必要がありますが、じめじめと土に残ったままにすると根が腐ってしまいます。根ぐされを起こすと、どうしようもない(回復できない)ときがあるので気をつけてください。
何年も植え替えをしていない
買ったときについていたプランターで何年も生育していませんか。
何年も狭いプランターで育てていると、根が詰まりすぎて、元気がなくなってきている可能性があります。また、こうなってくると水はけも悪くなるので、根ぐされすることもあります。土壌の養分がなくなって抜いてみると分かりますが、土が砂のような状態になってしまっている場合もあります。水を入れても入れても、すぐに下から出てくるようになっていたら、土が「砂漠化」していますので、すぐに植え替えましょう。何年も植え替えをしておらず、肥料を与えても水を与えても、なんだか元気がない場合は、植え替えを検討してみてください。
当サイトの管理人の家にも、4年ほったらかしのエバさんがいるので今年は植え替えにチャレンジします(2011年)。
緊急対策
春~夏ですと、ベランダでもよいので、外に出すと回復することが多いです。やはり、部屋の中は、一日の変化が大きすぎるようです。肥料で回復することはないので、枯れかけている木に液体肥料を大量に与えるのはやめましょう。こういうときの肥料は、根っこにダメージを与えかねません。