エバーフレッシュの植え替え(その2)
エバーフレッシュの植え替え手順を写真つきで紹介しています。観葉植物は、元気を取り戻すために、何年かに一度、植え替えが必要になりますが、慣れてしまえばマンションのベランダなど狭い場所でも簡単にできます。
最初に、植え替えに必要な道具や土の準備について「植え替え準備編」をご覧ください。
植え替え手順
植え替えの手順は以下のようになります。植え替えは根が痛みやすいので、丁寧に素早く行いましょう。
- 鉢から木を抜く
鉢から株を抜き、古い土や根を取り除きます。 - 新しい土を用意する
植え替える鉢の底にゴロ土を敷き、観葉植物の土か、赤玉土と腐葉土を混ぜた自作の土を半分くらい入れます。 - 木を植えてやる
その上に株を置き、根の周りに隙間なく残りの土を入れて水をやります。 - 葉や枝を整理するく
枯れた枝などを切り落とします。剪定の際に頂上を切り詰めることで全体の大きさを調節できます。 - しばらく養生する
半日陰で管理し、新芽が伸びたら日なたへ移動します。
やってみましょう
以下は、マンションのベランダで植え替えをしたときの様子です。当サイトの管理人は、引っ越したばかりで道具がほとんどなく、手元にあったのは、小さいスコップ(移植ゴテ)と下に引いたゴミ袋だけです。水は、手鍋でやりました・・・。そんなわけで、植え替え作業は、そんなに手間のかかるものではないということが、お分かりいただけると思います。
引っこ抜く
古い鉢から土を除きます。細かい根が取れても大丈夫です。ある程度土が取れたら、思いっきり引っ張って、ごそっと引き抜いてください。幹を折らないように気をつけましょう。
根を切り詰める
抜いたら、詰まっている根をはさみで切って減らします。
1/3ぐらい切るとよいそうです。(2/3残す)
新しい鉢の準備
新しい鉢に、ネットと大きい石を敷きます。
今回は、石自体がネットに入っているので散らばりません。
新しい鉢に植える
底から少し土を入れた後、木を置いて土を詰めていきます。
土が詰まったら水をたっぷりやって土の隙間をなくし、木が倒れないように固めます。
(スコップで土を叩いて固めてはいけません)
下から水が出るぐらいやりましょう。
害虫対策をする
念のために虫(コバエなど)予防をしておきたい場合は、以下のように対策します。
1.薬剤のオルトランをかける。(オルトランは室内利用も大丈夫な薬剤です)。
2.赤玉土を2-3cm程度かぶせる。(これは、やらないよりマシ程度)
我が家でも、木自体は元気だったのですが、リビングにコバエが飛ぶようになってしまいました。エバーフレッシュの根元を見るとコバエがあちこち飛んでいます。エバーフレッシュについていたのか、居心地が良いからここに住んでいるのかわかりませんが、とにかくこれ以上増やさないために対策をしました。
植え替え後の養生
植え替え後は植物は弱っています。根も減らされて水を吸い上げる力も弱っていますから、葉水をたっぷりかけるようにしましょう。また、肥料はしばらくのあいだ与えてはいけません(少なくとも半月)。