置く場所と気温のこと

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エバーフレッシュは初心者の方でも容易に育てることができる強い植物ですが、元気に育てるコツがあります。

育てる場所(プランターを置く場所)

基本的に、エバーフレッシュは日当たりのよい明るい場所を好みます。しかし、耐陰性にも優れているので、直接日光の当たらない明るい室内でもよく育ちます。夏場は、外に出しておいたほうが生き生きとしてきます。

エバーフレッシュは、以下のような場所が苦手です:

  • 夏の窓際
    窓際の直射日光は強すぎて、葉焼けや落葉が起きる場合があります。
  • 西日の当たる窓際
    風通しのよくない西日の当たる窓際は、温度変化が大きいので弱ってしまうときがあります。
  • 暗すぎる場所
    あまり暗すぎたり光が不足したりすると、葉が閉じたままだったり、葉が黄色くなって落ちることがあるので注意しましょう。また、室内ばかり置いておくと緑に鮮やかさがなくなってしまう場合もあります。
    ただし、暗い場所はある程度慣らすことはできます。

適温は20℃前後

エバーフレッシュの適温は20℃前後です。
寒さに弱いので、冬場は最低8℃以上ある暖かい場所で管理しましょう。

秋の最低気温が15℃を下回ったら、戸外にあるものは室内へ移動します。室内に取り入れる前に虫を駆除するようにしましょう。バケツいっぱいに水を張り鉢を沈めます。30分ほど放置すると虫が駆除できます。よく水を切って室内に入れます。バケツが無理ならオルトラン粒剤などの殺虫薬を薄めにかけ、上から土をかけても良いでしょう。

戸外に植えてはダメ

日本の本州以北の場合、エバーフレッシュは冬を越すことができません。冬の夜でも8度以上必要です。よって戸外に植えてはいけません。もし、エバーフレッシュのような木を外に植えたい場合は、見た目も似ている近縁種の「ネムノキ」がよいでしょう。

青々とした葉にするために

部屋に慣れると水遣りだけでも育つのですが、長年育てていると、花屋に置いてあった時より、葉がしなってきたり、あからさまに元気の無い緑色になってきます。見栄えのいい状態を保つには、定期的に観葉植物用の肥料を与えると良いでしょう。

固形タイプなら、においの心配や、薄めたりする手間もありません。また、水やりのたびに少しずつ溶けていくので、長期間、肥料の効果が持続します。家の中の観葉植物にはぴったりの肥料です。

まとめ

エバーフレッシュを育てる環境(気温や置く場所)で、大事なのは、木をおいた部屋の環境になじませることです。元気がないからといって、短期間のうちに何度も場所を変えてるのは逆効果。置く場所を変える場合は、できるなら変化をつけず徐々に慣らすようにしましょう。急に場所を変えると、葉が落ちたりすることがありますが、徐々にその環境になじんでいくでしょう。